湯を沸かすほどの熱い愛
倫敦へ向かう飛行機の中で、我らがアマゾンプライムにて鑑賞。
色んな愛を見せられる映画だった。
子供への厳しくも見える態度、出ていった夫がよその家で作っていた下手なカレーを手伝ってあげるということ、自分にないものを多く持つ若者を罵りながらそれでも見せる優しさ。
ふたばさんは本当に愛に溢れるキャラクターだった。
1番声をあげて泣いたのは、あずみに手話を教えていた理由が分かった瞬間だった。あずみが本当の母親と話ができるように、その母親はあずみを産んで逃げた人なのに。
本当に色々な愛があった。ふたばさんからのものも、ふたばさんへのものも。それらの全てが温かく、だからこそ観ている僕らの心を沸かすほどの熱さになったのだろう。